幹細胞ってなんぞや!?幹細胞培養液って?

こんにちはMOMOYOです。

今回は最近よく見かける『幹細胞』美容について説明しようと思います。

 

まずは『そもそも幹細胞って?』

 

というところから。

 

幹細胞とは、私たちが怪我などのダメージを負ったとき、
SOSをキャッチしてその傷を一生懸命に治そうとしてくれる、

いわば、

体の中の小さなお医者さん!

 

 

私たちの身体はたくさんの細胞が絶えず入れ替わっています。

不要になった細胞は死に、幹細胞はその近くの元気な細胞を細胞分裂させて分身を作り、

失った細胞と同じように成長させて入れ替えを行っているんです。

(⇨これが新陳代謝!)

 

そしてこの幹細胞は私たちの体の様々な場所に存在しています。

脂肪だったり、神経だったり、骨髄だったり…そして臍帯血だったり。

もちろん皮膚を構成する表皮や真皮の中にも存在しています。

 

このおかげで私たちは日々、健康な身体や美しい肌を維持できているんですね。

 

ただ、残念ながらこの幹細胞というものは年齢を重ねると減少していくことが

研究により明らかになっています。

 

例えば皮膚の幹細胞が減少すると…

肌の生まれ変わる能力が低下→肌は老化が進む→乾燥や、シワ、たるみの原因に😱

 

 

これを防ぐための救世主が『幹細胞培養液』なんです。

 

でも〜、むしろ幹細胞自体を配合すればいいじゃない?って思えそうですが、

薬機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)の中で

化粧品に幹細胞そのものを使用することは認められていないんです。

 

そして、幹細胞そのものじゃなくて培養液で良い理由があるのです☝️

 

幹細胞培養液というのは、取り出した幹細胞をシャーレの中で培養すると、

幹細胞は自分の分身を作るために活性化し、

サイトカイン」と呼ばれる様々な生理活性タンパク質を放出します。

 

その生理活性タンパク質には、

例えば、最近よく耳にする“EGF”(成長因子があったり、

他にも“ペプチド”、“ヒアルロン酸”や“コラーゲン”などの豊富な栄養分を放出するのです。

 

さらにその培養液を遠心分離して培養液から細胞や不純物を取り除き、

滅菌などの処理を行った液体(上澄み液上澄みの部分)には、

濃縮されたサイトカインと栄養分だけが残ります。

 

 

幹細胞自体が入っていなくても、この培養液のあるサイトカインや栄養分で私たちの幹細胞を元気にして、細胞の新陳代謝を活発にできるんです。

 

  むき卵肌のイメージ笑