ヒト臍帯血由来幹細胞培養液の美容効果っていったいナニ!?その②

こんにちは、MOMOYOです。

今回は前回の続きのお話『ヒト臍帯血由来幹細胞培養液の美容効果』についてです。

 

生み出される成分で代表的なのは、成長因子やペプチド、コラーゲン、ヒアルロン酸、エスラチン、SOD(抗酸化酵素)、ビタミンなどとお話ししました。

 

まずは成長因子はどんな美肌効果をもたらしてくれるの?

 

成長因子とは、小さいお医者さんが使う『道具』のようなものです。

(←番最初のコラムをチェックしてね★)

 

 

この『メス』がないとお医者さんは患者さんを治せません。メスの代わりにバターナイフではダメですよね笑

そう。お医者さんに適した道具である『メス』があるように、幹細胞にも適した道具が必要なんです。

 

よく“鍵と鍵穴の関係”なんて呼ばれてます。

 

ダメージなどによって細胞が死に、新しい細胞を生み出すとき、幹細胞が持つ鍵穴にぴったりはまる鍵(成長因子)が入り込めば情報が伝達され、細胞が増殖していきます。

 

ぴったりはまるというところがポイント。

似ている鍵ではダメで、鍵と鍵穴は一致していないとダメなんです。

 

成長因子自体は「タンパク質」(アミノ酸が幾つか結合したペプチド)の一種です。その数はまだ全て解明されていませんが何百種類にものぼります。

 

例えば、ケラチン細胞などの表皮細胞はEGF の鍵穴を多く持ち、真皮の線維芽細胞はFGFの鍵穴を多く持っています。

(EGFにもEGF1、EGF2…とたくさん型もありそれぞれ役割も違うのです🤓覚えきれない・・・)

 

大まかに言うと、主にEGF は表皮を、FGF は真皮を活性化する役割を担っています。

 

表皮が元気になると、くすみやゴワつきの改善に繋がったり、真皮が元気になると、シワの改善や肌の弾力維持が期待できます。

 

最近の研究では1つの成長因子だけでなく数種類の成長因子が共存した方が細胞を再生しやすいという研究結果もあります。(協力し合っているのでしょうか…まだまだ研究途中の分野です。

 

 

GD11に含まれる『ヒト臍帯血由来幹細胞培養液』の美容効果は

一言では言えない!と言うのが実際のところ。(なんじゃそりゃ!)

 

論文の一つでは肌のハリを生み出すエラスチンが作られ、肌の再生が促進されている事が発表されています。

 

参考文献:Exosomes derived from human umbilical cord blood mesenchymal stem cells stimulates rejuvenation of human skin YBBRC 38501,12 September 2017 

 

他にも抗炎症作用や、細胞のヒアルロン酸を増大させる成長因子もこの培養液中には含まれています。

 

 

効果は使っていただければ実感出来るはず。

 

実は溶解するための“美容液”の成分もとても良い✨

 

そちらは次回コラムにて♡